激増続く沖縄の多重債務者
 ところが、県下の多重債務者の激増傾向はますますひどくなっているのが現 状です。
長引く不況で県民生活や中小零細企業の経営が苦境に陥っていること に加え、サラ金業者等の
宣伝広告や営業が格段に広がっていることが背景にあ ると思われます。
最新の統計資料でも、多重債務者の増加傾向が次のとおり報 告されています。
   
(1)
平成14年の自己破産者(会社関係を除く)は2,066件でしたが、本年は上半期で1163件
(昨年度は889件)であり、昨年度を更に上回る勢いで激増を続けています。
   
(2)
平成14年の特定調停事件は、31602件で実数でも全国トップクラスで、人口比では他都道
  府県を引き離して全国一位 です。
 
(3)
同年の支払督促事件は1万件を超えています。
 
(4)
当会の県民法律相談センターの相談でも、多重債務問題が相談件数のトップです。
  市町村や社会福祉協議会等の各種相談窓口の相談でも「クレジット・サラ金問題」が激増を
  続けていると報告されています。
  こうした指標からも、県民のなかに借金苦が広がり続けていることが明らかです。
  当会も、ますます会員研修等を強化し、司法的救済を求める県民の皆さんの期待に応えるた
  め奮闘する所存です。あわせて、相談会、講演会等の諸取り組みにも一層の力を入れる決意
  です。
   
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