10、 20歳代の破産申立者の特徴
今回の調査で、新規破産申立者の約20%が20代の若年者になっています。
最近、若年者をねらってサラ金業者の無人契約機械でカードを作らせ、
カードと借入金を騙し取る集団詐欺披害事件も県下で報告されています。
業者のテレビ等の広告が若年者を対象にしていることも問題です。若年者
への消費者教育を徹底することが緊急の課題であることを示しています。
今般 の調査での、20代の申立者の特徴は下記のとおりです。(20〜25表)
   
(1)
女性の割合がより高くなっています。(全体の64%、20代71%)
若い女性のなかでの消費者教育が重視されます。
(2)
借入件数は殆ど5件から10件です。年代にしては多くなっています。
(3)
サラ金利用が92%、クレジット利用が47%と高くなっています。
特にクレジットのショッピング利用からの借金の増加がみられます。
(4)
収入とも関連し、過半数が300万円までの借入れです。
それでも、金利年28%なら利息だけで月7万円にもなります。
(5)
借入期間5年以上が44%もいます。
10代からサラ金業者等を利用している者が少なくないことを窺わせています。
(6)
借金の目的も、生活費や借金返済、保証人・名義貸しが主です。
特に、若年者のなかでの保証人、名義貸しに関する教育の重要性が指摘できます。

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