
沖縄県司法書士会
会長 福原 淳
皆さま、こんにちは。
沖縄県司法書士会のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私たち司法書士は、登記や供託、裁判所提出書類の作成など、法的手続きの専門家として、皆さまの権利と財産を守るお手伝いをしております。さらに、任意整理や破産手続きなどの債務整理、成年後見制度における権利擁護、簡易裁判所での訴訟代理、相続・遺言に関する相談など、地域に根ざした法的サービスの提供にも力を注いでいます。
また、常設の無料相談センターの運営をはじめ、講演会・相談会の開催、法教育事業などの公益活動にも積極的に取り組んでおります。近年では、社会問題となっている所有者不明土地や空き家の問題にも、司法書士としての専門性を活かして対応しています。
令和6年4月からは、相続登記の申請が義務化されました。これは、名義変更がされていないことにより、公共事業に支障が生じたり、管理不全の空き家が治安や環境の悪化を招くなど、社会経済に深刻な影響を与えていることが背景にあります。相続登記の放置は、さらなる相続の発生や相続人の高齢化、所在不明など、複雑な問題を引き起こす可能性があるため、過去の相続も含めてすべてが義務化の対象となります。
沖縄県司法書士会では、これらの課題に真摯に向き合い、重点的に取り組んでまいります。相続登記の義務化に伴い、皆さまが安心して手続きを進められるよう、当会の「相続相談センター」をはじめ、県内各地の司法書士が丁寧にご相談を承っております。
このホームページでは、司法書士の業務内容や会の活動、無料相談会などの情報を随時発信しております。ぜひご活用いただき、皆さまの暮らしにお役立ていただければ幸いです。
今後とも、沖縄県司法書士会をどうぞよろしくお願い申し上げます。